ここでのテーマは、「ネガティブな思考を断ち切ること」です。

毎日の生活の中では、どうしても自分の思い通りにいかないことや、我慢せざるをえない状況の時が必ずあるものです。

子供のように、自由に奔放に生きられたら楽なのでしょうけれど(苦笑)
大人は、そうとばかりも言っていられません。

そんな時、自分なりのストレス発散法を持っている人ならいいのですが、どうしてもストレスをため込んでしまう、という人にオススメなのは「ネガティブノート」をつけることです。

言葉だけで聞くと、あまり良いイメージではないですが、これは、胸に溜まった黒いモヤモヤを吹き飛ばす意味でもおススメなんですよ。

要はアウトプットする感覚で、今日1日あった嫌なこと、言われて傷ついた言葉などを全て紙に書き出します。

思い出したくない、と胸の奥深くにしまい込んでしまっては、ネガティブはいつまでもくすぶり続け、心を締め付けます。

いっそ目をつぶって全て思い出し、吐き出してしまった方が傷は浅いです!
大丈夫です!
誰に見せるものでもありません。
カッコつけずに、ありのままの言葉で書き出してください。

そして、全て書き出したら、その紙に火をつけて燃やしてください。

火は、浄化の意味もあり、聖なる儀式にも使われる、神聖なものです。
(くれぐれも、火事には気をつけてくださいね!)

もし、燃やすのが無理なら、ビリビリに破って、捨ててください。
破るのは、出来るだけ細かく、豪快に!(笑)

その時ばかりは、思い切り悪口を口にしてしまっても、許されるでしょう。
どうですか?
気持ちがスッキリするでしょう?

ネガティブな思考を断ち切る(2)

気持ちが軽くなるということは、脳内のドーパミン神経系を刺激します。

エンドルフィンなどの、脳内麻薬と呼ばれる成分の分泌を促進することで、脳内報酬系という神経回路の活動を活発化させます。

さらにドーパミンを増やすには、太陽の光を浴びるのが効果的だとも言われますので、日中はなるべく外に出るのが良さそうです。

また、夜眠る前に、モニター画面などの青白い光を見るのは、不眠の原因になるため、良くありません。

パソコンやスマホなど、眠る直前まで、眺める習慣のある人は、注意が必要です。

夜は副交感神経を働かせて、脳をしっかり休ませる時間です。
アロマなど、好きな香りを嗅いだり、温めのお風呂にゆっくり浸かるなどの半身浴も効果的です。

脳は深い眠りであるノンレム睡眠時に、神経回路が整理され、記憶が固定されます。

眠る前には、嫌なことを思い出すのではなく、よいイメージを思い浮かべてください。
ネガティブイメージは、悪夢を見る原因にもなるそうですよ(怖っ!)

ちなみに、「書く」ためのコツはとにかく書いて書いて、書きまくることです。

そのためには、ネガティブなことでも、書き続ける方が、文章に慣れます。
日記でも構いません。
書くという習慣をつけましょう。

自分なりの「リズム」を掴むことが、上達の早道です。