自己開示とは、自己洞察と自己理解を深め、自身の中に埋もれている、自分自身が持っている答えや解決策に気づくことです。

自信を持てない人によくある特徴は、「本当の私を知ったら失望されるかも・・・」という恐れです。

それならそうと、開き直る強さも必要なのです。

自信を獲得する第一歩は、自分を知ること、つまり自己理解を深めることです。

他人から、どのように見られているのか、どう見られたいのか、自分自身で気づくことで、相手からの評価を自分で分析することも可能です。

そして、意欲的に行動出来るようになれば、おのずと結果を出し、自信に繋がります。
自分に自信がない人は、 自分を過小評価する傾向があります。

以前、心理カウンセラーの「心屋仁之助先生」がテレビに出演されていました。

ギャル曽根さんのご相談で、少し荒療治になるかも・・・、と先生本人が言っておられましたが、やはりギャル曽根さんの心の傷は、だいぶ深かったようです。
私は結末で、ついもらい泣きしてしまいました(苦笑)

母子家庭で育ったギャル曽根さんのお父さんについてのお悩み。

ギャル曽根さんが、お母さんに電話してお話し、今まで聞けなかった過去のトラウマを全てさらけ出す、という内容のものでした。

ギャル曽根さんは、父子関係が良好ではなく、お父さんにはずっと、捨てられたと思っていたそうです。

お母さんにも、そのことについては、あまり触れずに来たというギャル曽根さん。

お母さんの 「あなたは、捨てられたんじゃない!悲しい思いをしなくてもいいんだよ」という言葉が、胸に沁みました。母の愛ですね・・・。

「大嫌いは…大好き…」

ギャル曽根さんの心の声が、私にはそう聞こえたような気がします。

きっと、ギャル曽根さんがずっと抱えてきた、いつかは向き合わなければならなかった問題、向き合うのが怖くて封印してきた「過去の想い」だったのではないでしょうか。

大切なのは、自分自身の心の傷に向き合い、自分で 気づくことだったのです。
その辛さを乗り越えてこそ、進むべき道の選択肢が増えるのです。

まずは行動あるのみ。

心理学では、自分を変えるために、何かしらの行動をとることを「コミットメントする」と言います。

現状を変えることを恐れて、行動しないままでは何も変わらないのです・・・。

まずは目の前のことから1つずつ、行動の糸口を見つけていきましょう。