「カウンセリング」「ヒーリング」「相談」の違いって何でしょう?

その種類も、定義も様々です。

たとえば例を挙げると、「アニマルセラピー」「アロマセラピー」「キャンドルセラピー」などなど・・・。

手法も色々で、割とよく知られているものとして「箱庭療法」や「催眠療法」などがあります。

その様々な治療法の中に「芸術カウンセリング」というものがあり、これにはダンスや演劇、音楽、塗り絵などが含まれ、そこに童話も組み込まれています。

さらに、身近なところでは、「拭き掃除」や「お料理」といったことも、簡単な治療トレーニング方法として効果が期待されており、広く推奨されているようです。

何かをしていると気が紛れるため、考えすぎて鬱々としてしまう人は「無」になる時間を作ることも必要なのです。

しかしながら、カウンセリングにせよ、ヒーリングにせよ、一括りにしてしまえば 「相談」という、意味合い的には同じものです。

こう言ってしまえば、専門のお医者さんに叱られてしまいそうですが(汗)

精神科医など、お医者さんとして専門的な知識と技術を要する職種の人は、もちろん別な話です。

カウンセリングについて(2)

お医者さんとしての職種ではない「カウンセラー」、つまり心の病気は、形として表面化するものではないため、カウンセリング系の資格は定義が難しく、民間資格ではあるものの、現代の日本では国家資格として認められてはいないのです。

極端な話、やろうと思えば、人柄や特性等の条件はあるものの、誰でも出来る仕事ということになるのです。

せっかくカウンセリングを受けても、結果に満足して帰られる人が少ないのは、人それぞれの感覚、考え方の違い、担当の専門医との、相性の良し悪しもあるでしょう。

しかし結果的には、目に見えるものではないからこそ、いくら経験を積んでも、理解し合えるのには限界があるのです。

何軒も病院を掛け持ちした私から言わせてもらえば、心の病気はお医者さんでも治せない、ということです。

残念ながら私には、そう感じざるを得ないのです・・・。

これは、専門医の腕を言っているのではありません。

心の病気だけは、自分で治すしかないと、私は思うのです。

確かに苦しいことですが、その苦しみも、自分の心が引き起こしていることなら、やはり自分で改善するしか、方法はないのです。

自分の心に目を向けてあげる、気付いて、認めてあげる、それだけでも心は、ずいぶん楽になります。

ただし、身体に症状が出た場合は、素直にお医者さんにかかりましょうね(汗)