どこまで踏み込んだら良いのか?

心理カウンセラーの仕事は、相談者の悩みを聞く事ですがどこまで踏み込んだら良いのか、悩んだ事もありました。

詳しい事を聞かなければ、思うようにカウンセリングは出来ないけれど、踏み込みすぎても不快感を与えてしまう。

何度かカウンセリングをしていくうえで、聞かれてほしくない部分を知る事が出来るので、ちょっとした会話の内容も見逃さないようにしています。

自分から色々と教えてくれる人ばかりではなく、心理カウンセラーの私が聞いた事に対してのみ、答えてくれる人もいます。

あまりにもショックが大きすぎて人間不信になっている人に、初めから色々と聞いてしまうと、心を開いてくれません。

徐々に時間をかけて、まずは信頼関係を築いてから、細かい部分まで聞くようにしています。

相談に来る人はメンタル的にナーバスになっている人が多いので、言葉を選ばなくてはいけません。

家族間の相談の場合には、どこまで聞いたら良いのか自分なりに迷ってしまいます。

自分を基準にするのではなく、何を私に求めているのかを考えながら、カウンセリングをしています。

心理カウンセラーになりたての頃は、踏み込みすぎて失敗した事も何度かありました。

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